タッグリーグはモチフジがYAMA鷹との熱戦を制して2連勝!人生とタッグを組んだのは、ハルク...ではなく石原輝政!
DRAGON GATE
Summer Adventure Tag League IV
日時:8月5日(木) 開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:1800人(満員)
5日、後楽園ホールで行われたDRAGON GATE『Summer Adventure Tag League IV』。毎年恒例のドラゲーのタッグリーグ戦だが、現ツインゲートタッグ王者のクネスカ(横須賀享&K-ness.)をはじめ、現大阪プロレスタッグ王者のモチフジ(望月成晃&ドン・フジイ)、土井吉(吉野正人&土井成樹)、大阪06(CIMA&Gamma)といったタッグチームがA・Bブロックに別れてそれぞれ総当たりで激突する。
すでに7・30神戸大会から開幕しているタッグリーグ戦だが、後楽園大会のメインはツインゲート王者でも、土井吉でもなく、YAMATO&鷹木信悟とモチフジの対戦となった。どちらのチームもすでに1勝しているが、前年度優勝タッグのYAMA鷹としては連覇するためにも、また世代闘争での屈辱をお返しする意味でも絶対に落としたく一戦。
ところが、試合はモチフジの奇襲攻撃からスタート。フジイののど笛へのチョップ、グーパンチ、さらに場外戦でYAMATOは早くも口から出血。さらにこの日"ノっている"フジイはYAMATOをのど輪落としでエプロンに叩きつけると、ステージの上にイスの山を築いて、その上にフジイをパワーボムで叩きつけようとした鷹木を、逆にのど輪落としでイスの山の上に叩きつけていく。
しかしYAMATOも朦朧としながらもうまくモチフジお得意(?)の同士打ちを誘い込み、そこから鷹木がフジイに掟破りののど輪落とし。さらに望月の三角蹴りをキャッチしてターンバックル・パワーボムで叩きつけ、すかさずYAMATOがフジイをスリーパーに捕らえていく。これは望月がカットしたが、鷹木がフジイにパンピングボンバーからのSTAY DREAM! これでも勝負が決まらず、今度は望月がYAMATOに裏ツイスターを狙うが、これはYAMATOがギャラリアに切り返す。
鷹木のブラッド・フォールを着地した望月は蹴りを叩き込むが、鷹木はMADE IN JAPANから串刺しラリアットを狙う。しかし横からフジイがタックルで阻止すると、フジイは渾身のラリアットで鷹木を吹っ飛ばすと、 YAMATOに望月のソバットを挟んでからまさしくナイスジャーマン! しかし、これでも勝負が決まらない! ならばと望月は蹴りを打っていくが、YAMATOも腕でブロックしてエルボー。だが、最強ハイキックを叩き込んだ望月は、スリーパーのようなキャメルクラッチで絞め上げていき、残り試合時間3分弱のところで、YAMATOからギブアップを奪った。
もの凄い激闘を制し、これで2戦2勝・勝ち点4としたモチフジは全勝優勝を宣言。すると、そこに8・15名古屋大会でモチフジと対戦するマライサ(堀口元気&斎藤了)が登場。斎了はこのタッグリーグ戦に優勝したら、賞金200万円を全額堀口にプレゼントするという。すると堀口は「その200万で俺はすべて植毛する! 俺だけじぇねぇ。(タッグリーグ戦の冠である)東京中日スポーツの部長さんにも少しお裾分けする! その次の日のトーチュウ一面の見出しは『堀口元気、植毛!』でどうですか!」とブチ上げた。
7・30神戸ワールド大会で宿敵・鷹木に敗れて丸坊主になったB×Bハルク。そんなハルクに「ハルクの試合を見てみたい」と突然ラブコールを送ったのがみちのくプロレスの新崎人生。人生といえばその昔、FMWのハヤブサとタッグを組んだこともあった。あの時のハヤブサも方向性に迷いがあったが、その頃のハヤブサがいまのハルクと被って見えたか? ハルクも人生とのタッグを受諾したのだが、大会前日になって"諸般の事情により"大会を欠場すると発表された。
そして人生と共に現れたのは、何と人生とまるっきり同じお遍路さんスタイルとなったB×Bハルク改め石原輝政! まさに同行二人状態で神田裕之&新井健一郎と対戦した人生&石原。石原は見た目こそ人生そっくりだが、試合のスタイルは基本的にハルクのときと一緒。だが、人生が神田にトラースキックを叩き込み、腕を取ると、ハルクもすかさずアラケンの腕を取り、2人同時に念仏拝み渡りを披露!
さらに神田のジョン・ウーを食らっても微動だにしなかった人生はのど輪落としで神田を叩きつけ、石原と合体フェースクラッシャー。神田&アラケンの同時急所蹴りをキャッチした人生と石原は、同時に曼荼羅捻りも決めてみせた。そして石原がアラケンにファースト・フラッシュ2連発を叩き込むと、最後は人生が念仏パワーボムで叩きつけて3カウント。
試合後、人生は石原に向かって「ハルク......今日は石原。なかなか似合っている。ただハルクはハルクのまま、スタイルに迷わず、このままハルクで突き進め。今日のその石原スタイルは今日で終わりだ」と声をかける。この言葉を聞いた石原は、インタビュースペースでで「人のマネをしてリングに上がってもダメなんだなと、やっぱり自分は自分のスタイルがあるんだなというのを思い知らされた。B×Bハルクというキャラクターというか、自分自身に悩みを抱えてたんですけど、やっぱ自分はB×Bハルクなんだから、自分のスタイルを貫かなきゃダメだなと思いました!」と語り、石原輝政スタイルはわずか1試合で封印されることになった。
前回の後楽園大会でドラゲー初登場となった元プロレスリング・ノアの菊地毅は、この日橋誠とタッグを組んで超神龍&苫小牧卓也というイキのいい若手と対戦。前回の後楽園大会ではその"奇行"っぷりにドラゲーファンを見事に引かせた菊地だが、この日も自身のヘッドバットの音をあまり拾えなかったマイクに文句を言い出したりとエンジン全開!
橋もそんな菊地に当てられたのか、神龍を場外に投げ飛ばす際にGAORAの中継カメラにぶつけてしまい、カメラが一時使用不能になるというアクシデントを起こしてしまう。だが、そんな空気の中でも苫小牧は勢いのあるジャンピングショルダーでぶつかっていったり、橋の巨体をボディスラムで投げてみせたりと大健闘! しかし、試合は橋がゴリラーマンズ・スープレックスからの天誅カラス落としで苫小牧を沈めた。
試合後、神龍と苫小牧が菊地に頭を下げて握手を求めていったのだが、何と菊地は返事はエルボー。さらに神龍のマスクを剥ぎ取るという暴挙に出たのだが、そこにCIMAが入ってきて背後から菊地のケツを蹴り上げていく。そしてCIMAは「お前らデレッとした試合してるんちゃうぞ! お前、何回かウチのリングに上がっているけど、1回でも客を沸かせてみろ! お前らいろいろな意味で大丈夫か? ウチのリングを安く見るなよ!」と元ノア勢を挑発。
橋は「だったらおっぱいマッチとかじゃなく、上の人間ともやらせろ」と反論。菊地は「おい、CIMA! さっきなんだよ! 後頭部に......デレッっていうのは俺のことか? オイ、CIMA。1回お前とやりたいな。なんで俺がケツを蹴られなきゃいけなんだ! 挑発してるんだろ?」と支離滅裂ながらもCIMAとの対戦を希望。さらに橋は新たなる助っ人の投入も予告。CIMAがそれを聞いて「お前らのせいで、こっちもだいぶストレス溜まっとんのや!」と対戦受諾と思われる発言をする横で、菊地は「もう1人って誰だ?」と、なぜか助っ人投入発言をした橋に詰め寄っていく。
とにかくCIMAにケツを蹴られたことが納得いかない菊地は、神龍から奪ったマスクを被り、「おかしな話だろ! なんでよ!」と叫びながら引き揚げていった......。唖然としたCIMAだが、苫小牧に向かって「世の中には使える奴と使えない奴の2つしかない。アイツら間違いなく使えない奴。お前は使える奴や。苫小牧、あんな奴にいいようにされていたら、お前に未来はないぞ。もっと上に行く人間なんだからしっかりしてくれよ」と檄を飛ばした。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第0試合 10分1本勝負
○谷嵜なおき
7分27秒 インプラント→体固め
●シーサーBOY
▼第1試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
横須賀享/K−ness./●スペル・シーサー
11分57秒 ドラゴンスープレックスホールド
堀口元気/○斎藤了/NOSAWA論外(東京愚連隊)
▼第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
超神龍/●苫小牧卓也
10分49秒 天誅カラス落とし
菊地毅(フリー)/○橋誠(フリー)
▼第3試合 Summer Adventure Tag League Aブロック公式戦20分1本勝負
サイバー・コング/●KAGETORA【3敗=0点】
15分15秒 シューティングスタープレス→片エビ固め
○PAC/マーク・ハスキンス【1勝=2点】
▼第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
神田裕之/●新井健一郎
10分58秒 念仏パワーボム→エビ固め
○新崎人生(みちのくプロレス)/石原輝政
▼第5試合 Summer Adventure Tag League Aブロック公式戦20分1本勝負
吉野正人/○土井成樹【2勝1敗=4点】
11分9秒 バカタレ・スライディングキック→片エビ固め
CIMA/●Gamma【1勝1敗=2点】
▼第6試合 Summer Adventure Tag League Bブロック公式戦20分1本勝負
○望月成晃/ドン・フジイ【2勝=4点】
17分11秒 変形キャメルクラッチ
鷹木信悟/●YAMATO【1勝1敗=2点】
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